乙女log 〜幸せの訪れ〜

乙女ゲーム大好きな管理人が、ネタバレ感想含めいろんなことをつぶやくブログになります。

遙かなる時空の中で3 源九郎義経 感想

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源氏の軍の大将にして地の青龍の八葉、九郎くん(cv.関智一)です。

兄である源氏の棟梁・源頼朝を強く慕い、兄のため、源氏のために闘う青年です。

とてもまっすぐな青年ですが、その生真面目さ故に始めは女である望美ちゃんが戦に出ることも反対し強くあたることも…。

しかし女性であっても敵であっても、相手の実力を認めれば自分の非を謝罪し受け入れる潔さ、部下や仲間を敬い信じ抜く優しさと強さを持つ青年です。

けれどそのカリスマ性が、兄を慕う彼に大きな試練をもたらすことに…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ネタバレ感想】

 

めちゃめちゃときめきました!

とっても楽しかった~!

九郎くんのカリスマ性も素敵だし、本当に根が素直ないい子です!

そして望美ちゃんと2人して鈍感なので、どんどんでてくる無自覚な口説き文句と無自覚な2人のやりとりが本当に楽しかったです。

 

 

九郎くんのカリスマっぷりは早々に頭角を現していました。

「どんな勝ち戦でも兵は必ず死ぬ。だからこそ、無駄死にさせないのが…可能な限り兵を生かすよう力を尽くすのが将の務めだ」

って言うんですよ。

兵士一人一人の命を考えてくれる大将なんてなかなかいないですよ!

 

上に立つものほど兵士って数でしか認識しないものだと思うのに…彼はいかに犠牲を少なくできるかを考え、だからこそ万が一を常に考え始め望美ちゃんや敦盛くんにも強くあたっていたんだな…。

女である望美ちゃんが戦場に出て傷ついたら、敦盛くんがもし裏切って仲間を傷つけたら。

他ルートだと頭が固いなぁ、真面目だなぁと思っちゃってましたが、本人√だと彼の本質をより知れてとても好きになれました。

 

そして九郎くんって、とっても口が悪いのですが…「馬鹿かお前は!」ってよく望美ちゃんにも言うし(笑)

でも望美ちゃんの実力を認めた時、敦盛くんの覚悟を知った時にすぐに謝罪してくれるんですよね。

そしてその望美ちゃんと訓練した時には「お前の剣技を参考にしていいか」とか、敦盛くんや譲くんには「俺は歌が上手くないからすごい」って言ってくれたり、誰が相手でも素直に褒めたり尊敬することができる人なんですよね。

普通人の上に立つ人があんなに素直に人を敬うことできませんよ…。

あんなに頭が固そうな姿見せといて、一度懐に入れた人には素直なところが本当にかわいい。

 

 

そして九郎くん話が進むに連れて、どんどん望美ちゃんに心を許してきたんでしょうね。

めっちゃ口説き文句言うんですよね。

「俺にとって天女なのかも…」とか、「武運を司る比売神なのかも…」とか。

 

でも全く照れもせずに言うんで、多分これは口説いてるつもりはなく本心からそう言っているんだろうな…と思ってたんです。

でも戦の後、「やっぱり比売神なのかもと言ったのは取り消す」って言うんです。

自分の言っちゃったこと思い返して照れたのかな?と思ったら…。

「神格化してしまったら、お前の隣に並び立てなくなる」

とか言うんですよ!

 

九郎くん自分の言ってることわかってる!?

それ告白に限りなく近いよ!?

つまり「隣に立ちたい」って言ってることと同じことだよ!?

って1人大興奮してました(笑)

でも九郎くん照れ顔一つせず言うし、望美ちゃんの独白とかもなくすぐにこのシーン終わってしまったので…いやぁ九郎くんの無自覚も望美ちゃんの鈍さも恐ろしい…。

 

 

けれどそのすぐ九郎くんが頼朝さんへの謀反の疑いをかけられ捕まってしまい牢屋に入れられることに…。

許嫁っていう嘘のおかげで牢に入れた望美ちゃんと九郎くんの別れのシーンほんと辛い。

 

辛いのに牢屋越しに額合わせて、「なぜお前と別れがたく思ってしまうんだろう…」って言うんで、ここまでして互いの想いに気づかないのかって仰天しちゃいましたけど。

このシーンを見て この2人って告白っていう決定的きっかけはないけどもう想い通じ合わせてたってことか…?って思ったらやっぱり違うのかよ!って1人突っ込んじゃいましたけど(笑)

でもどこかで、お互いに最期の別れになるかもしれないって分かっていたのかな…って思うと本当に切ないシーンでした…。

 

 

無事九郎くんの死の運命の上書きもできて鎌倉に来たあと、望美ちゃんが鎌倉案内という名のデートをすっぽかされたことでようやく自分の想いを自覚するんですよね。

九郎くんに恋人がいると誤解して落ち込んで、明日はいつも通りに戻らないとって思う望美ちゃんがかわいい。

仲間ならこうやって笑っていられるって思う望美ちゃんの笑顔が胸に沁みるけどほんとにかわいい。

 

無事に誤解も解け仲直りしたことで、二人の絆がよりなったのが見ててとても微笑ましくて…。

望美ちゃんが誤解していた間に九郎くんに変な態度を取っていたのに、何があったか聞かずに解決したならよかったって言ってくれる九郎くんが本当にいい男すぎました。

 

そしてようやく平家との最後の戦い。

平家の残党を逃がしたことで頼朝さんに捕まってしまい、望美ちゃんは鎌倉に龍神の加護がもたらされたと世に知らしめるために舞うことを強要されます。

鎌倉への祈りを込めた舞は踊らずに九郎くんの無事だけを祈って舞う望美ちゃんと、頼朝さんと決別し敵陣の中1人で望美ちゃんを迎えにくる九郎くん…この2人は本当どこまでもかっこいいですね!

 

片方が落ち込んだ時は片方が支える、時に喧嘩しながらも互いを認め想い合っている、とても素敵なカップルでした。

ケンカップル好きにはたまらないお二人(´∀`*)

最後は望美ちゃんの世界に行くって夢が叶って本当によかった!

 

 

追記すると、景時さんが九郎くんを逃がす時に「頭を使って逃げてくれ」って言って物理的に頭を使って逃げ出したところ笑いました(*´∀`*)

景時さんいつもご苦労様です(笑)

 

 

 

十六夜√は景時さん√で見た平泉編でしたね。

景時さんが裏切ったことで八葉でなくなり、平泉に逃れた九郎くんたち一行のお話でした。

 

頼朝さんに裏切られ、景時さんに裏切られ、仲間まで追われる身になってしまったことで一度自暴自棄になってしまいますが…拳で止めてくれた弁慶さん今までで一番イケメンでしたね。

昔やんちゃしてた頃の片鱗を出してくれた感じ。

口悪く罵ってみたりしてくれたらもっと面白かったのにな(笑)

 

一度は折れそうになった九郎くんですが、仲間や望美ちゃんに支えられ頼朝さんに立ち向かう覚悟を決めます。

しかし覚悟を決めた後でも迷ってしまう時、不安を覚えた時にそっと寄り添ってくれる望美ちゃんがかわいいんです。

 

「さっきのはかっこすぎですよ」って九郎くんの肩の力抜いてくれる望美ちゃんめっちゃ良妻…(私がその選択肢選んだんですけど(笑)。

1人で抱えちゃいがちな九郎くんと、九郎くんを決して1人にしない望美ちゃんいいコンビです。

 

そして自分を切り捨て裏切った頼朝さんに対してまで義を通す九郎くんほんとにかっこいい。

頼朝さんを信じる。けれど裏切ったなら信じた責任を取る九郎くんかっこよすぎる。

そして戦いが終わり、告白しようとしたところ先に望美ちゃんに拾われちゃうところすっごくかわいい。

かっこいいかわいいばっかりな感想でした(笑)

 

仲間たちと一緒に、何の柵もないモンゴルの地で幸せになってほしいです(*´∀`*)

望美ちゃんと九郎くんのモンゴル衣装も見れて嬉しかった!

 

 

 

 

自分でも驚くくらい、今までで一番長くなってしまった…。

どんどん増えてく文字数にやばい、まだ十六夜感想まで行ってないのに…と焦りつつ、気づけば3000字越え。

九郎くん恐るべし…。なかなかにツボでした。

次は将臣くん√です!

長かった遙か3もあと2人!とっても楽しみです。