乙女log 〜幸せの訪れ〜

乙女ゲーム大好きな管理人が、ネタバレ感想含めいろんなことをつぶやくブログになります。

遙かなる時空の中で3 運命の迷宮 白龍 感想

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5人目、白龍(cv.置鮎龍太郎)クリアです。

今回の白龍√は感動しました!

とても切なかったけど…すごく素敵な終わり方だったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ネタバレ感想】

 

今作の白龍は、前作で大人白龍合わないな…と思った私でしたが、とても感動してしまいました。

基本ハピエン厨な私なのですが、遙かでは悲恋に惹かれるかもしれません。

銀に続き、白龍も今回のエンドの方が好きになりました。

 

今作の白龍は龍脈の乱れにより力が削がれてしまっている状態ですが、神としての力を取り戻しつつあるためか前作よりも幼さが消えているような印象を受けました。

今回子供白龍は一切登場しないので、そのせいもあるかもしれませんね。

 

人目を気にせず望美ちゃんを抱きしめたり手のひらにキスをしたりと無邪気な一面があることは変わりませんが、白龍の望美ちゃんが大切で望美ちゃんが一番であるという思いが決して揺らがないところが見れて嬉しかったです。

前回は望美ちゃんが戦いに巻き込まれ不幸になるのでは…という源氏夫婦からの言葉に揺らいでいる姿を見せられてしまいましたので。

 

デートの場面ではあまりに白龍が望美ちゃんにべったりなので、店員さんの「いちゃつきやがって」的な心の声が2人の会話に挟んで入ってくるところがおもしろかったです(笑)

 

 

しかし白龍は力を取り戻しつつあり、神としての思いが強かったようです。

望美ちゃんと同じ時間を過ごして、白龍は「自分は巫女に恋をしている」と自覚します。

自覚するけれど、白龍の中で異世界で神として生きる道が選ばれてしまっているのです。

 

互いが恋しい、一緒にいたい、けれど互いにいるべき世界や役割があり、決してずっと共にいることはできない。

はっきりは言わなかったけれど、白龍が異世界に帰るつもりでいることを望美ちゃんも気づき、帰るその時までは共に過ごす時間を大切にしていこうする2人に切なくも愛おしくなりました…(´;ω;`)

 

 

茶吉尼天戦では体を乗っ取られた望美ちゃんは白龍が呼ぶ声で体を取り戻しますが、自分の体を取り戻すため、茶吉尼天と決着をつけるために1人で再び迷宮へと向かいます。

1人で行ってすぐに体乗っ取られたらどうするの!って思いましたが、茶吉尼天さん剣で対抗して勝負してくれました(笑)

望美ちゃんが自分の意思を強く持ち乗っ取られないように対抗もしたんですけれど、とりあえずよかった。

 

茶吉尼天さんも弱まった自分の力を取り戻すため、自分の命を守るために望美ちゃんの体を乗っ取るしかないから敵対しているけれど、個人としては望美ちゃんのこと嫌いじゃないのかな?って思い始めてます。

この人も大国から追い出され、弱くては生き残れないからと力を求めてきた人ですし。

頼朝さんとはそこが共鳴したんですよね、たぶん。

だから完全な悪役ではないような気がします。

だから望美ちゃんとちゃんと戦ってくれたのかな、と。

 

望美ちゃんが剣での勝負を制し、最後の心のかけらを取り戻そうとした時、その一瞬の油断から再び茶吉尼天に体を乗っ取られそうになります。

世界を守るため、望美ちゃんを追いかけてきた八葉を傷つけさせないためにも、望美ちゃんは自らに剣を向け自分の命を絶とうとし、一度命が失われたかに思われましたが、八葉や白龍の願い、不思議な青年――清盛さんからも送り出され、望美ちゃんは息を吹き返しました。

 

茶吉尼天を倒して最後の戦いを終えた後、龍脈の乱れは徐々に戻り世界は平和へと近づいていきますが、同時に八葉や白龍との別れの時間も近づき…あっという間にその日はきました。

互いを愛おしみ、別れまでの時間を噛み締めるように過ごしてきた2人の別れは切ないながらも笑みが浮かんでいました。

白龍と別れる日には笑顔で送り出そうと望美ちゃんはずっと思っていたんですよね…泣けてきます(´;ω;`)

 

望美ちゃんと別れ、異世界で八葉と別れる際も白龍は一人一人に声をかけていきます。

龍の宝玉はリズ先生に託されることになりました。

八葉たち皆にとっての師のような立場であり、白龍の逆鱗を手に入れたことで誰よりも戦い抜いてきたリズ先生にふさわしい役割と思えますが、かつて敵対していた鬼の一族である彼に託すということはとても大きなことですよね。

 

鬼と聞いて怯えていた星の一族も、きっとここから鬼への見方が変わっていくのでしょうか…。

5や6の中で、かつて敵対していたけど味方していた時もあったと言っていたような気がするので、きっとそうなのだと思います。

こうして歴史は紡がれていくのだと思うととても素敵ですね!

 

そして元の世界に戻ったことで九郎くんの今後が心配だったのですが…そこは白龍、さすが神様でした。

これ以上頼朝さんの元にいるのはよくない、九郎くんのもう一つの故郷を守るべきだと助言してくれます。

弁慶さんも共に行くこととなり、九郎くんに関してはこれで安心できました!

帰るとなったらそれが気がかりだったので、本当によかった!

 

そうして白龍は蘇った黒龍とともに応龍へ…。

望美ちゃんとの別れだけでなく、神としての八葉との別れのシーンも見せてくれて本当に嬉しかったです。

とても素敵な大団円でした。

 

 

 

 

 

次は弁慶さんにいきます!