乙女log 〜幸せの訪れ〜

乙女ゲーム大好きな管理人が、ネタバレ感想含めいろんなことをつぶやくブログになります。

遙かなる時空の中で3 運命の迷宮 有川 将臣 感想

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8人目、有川 将臣くん(cv.三木眞一郎)クリアです!

将臣くんは敵対していないともともとの快活な性格も相まって平和なのに、時折見せる切なげな表情がかっこいいのがずるいですよね。

かっこよくてずるいって言ってばかりな気がする(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ネタバレ感想】

 

異世界では敵対していたからでしょうか、将臣くんと九郎くんが一緒にいることが多い気がします。

望美ちゃんと3人でスーパーに行くシーンとかとっても微笑ましい。

クリスマスパーティーの後はゲームに慣れてない九郎くんをゲーム大会に巻き込んだり…青龍コンビ好きです。

 

迷宮内での図書館で各四神の書を見つけるシーンがあるんですが、そこも青龍コンビが一番好きでした!

書には歴代の四神の八葉について記されているのですが、当代の八葉の部分はネズミの被害によって読めなくなってしまっています。

 

各四神の八葉がそれぞれの方法で修繕するのですが、敗れた部分をパズルのように組み合わせたり、くっついてしまった項を破れないよう剥がしたり、塗りつぶされている部分の文字を透かし見て書き写したり…。

その中で、将臣くんのないなら新しく書けばいい!っていうスタンスが大好きで(^^)

戸惑いながらも後に続く九郎くん、将臣くんのこと大好きだなぁとほのぼのします。

 

クリスマスパーティーの後、ゲーム大会が始まりますが望美ちゃんは将臣くんに負けてしまいます。

望美ちゃんは諦めず何度も再戦を挑み、みんなが眠ってしまった後も再戦を挑もうとしますが、将臣くんが少し席を外している間に望美ちゃんは眠ってしまいました。

 

将臣くんは眠る望美ちゃんの隣に座ってともに毛布にくるまります。

眠る望美ちゃんを見つめる将臣くんから先ほどの明るさは消え、切なげな表情で静かに望美ちゃんに語りかけます。

元の世界に帰ってきた実感。変わってしまった自分。変わらない彼女。

 

彼がいつも明るく振舞っているのは決して嘘ではないと思うけれど、胸の中でいろいろなしこりが残っているのはたしかなんだろうなと感じました。

将臣くんが3年間、異世界で1人で過ごしてきた間、平家の一員として、平家の将としていろいろなことがあったでしょう。

都落ちした後の貧しい生活で犠牲になったもの、源氏との戦で犠牲にしてきたもの、それらは決してなかったことにはならない。

 

表には出ないけれど、将臣くんもきっとたくさん傷ついてきていると思うんです。

そんな中以前と変わらず接してくれる望美ちゃんは将臣くんの心を少しずつ癒していったのかなぁ…と思ってみたりしました。

あと「人の気もしらないで」とか言ってるのが萌えます!

 

 

 

茶吉尼天と相対した際には、望美ちゃんは一度体を乗っ取られますが、不思議な青年の声と白龍の力で体を取り戻して一度家へ戻ります。

自分の中に茶吉尼天が入り込んでいること、失われた記憶があること、以前と違う自分にショックを受ける望美ちゃんですが…将臣くんが望美ちゃんの部屋へ乗り込み、彼女を慰めてくれました。

 

望美ちゃんも異世界に行く前、記憶を失う前の自分と今の自分が変わってしまったのではという悩みを抱えていたんですね。

そんな望美ちゃんの心を支え勇気づけたのは将臣くんでした。

 

全ての過去を正確に覚えていることなんてできない。

けれど、忘れてしまっても過去にあった出来事がなかったことになるわけではない。

たとえ覚えていないことがあっても、今の自分が自分であることに変わりはないんだと。

 

大事なのは今、取り返さなければいけないのは未来だとざっくり言いきっちゃうところが将臣くんらしい。

きっと自分が変わってしまったことに一番わだかまりを持っていただろう将臣くんが言ってくれるから響くんでしょうね。

同じようなことに悩む似た者同士の2人ですが、どちらかが落ち込んだ時はどちらかが励まし立ち上がることのできる、素敵なカップルです。

 

望美ちゃんを陰ながら助けた青年――平清盛は将臣くんを「我が子」と呼ぶシーンは感動しました(;_:)

”重盛”じゃなく”将臣”と呼びながら我が子と呼ぶのだからまた尊い…。

 

そうしてエンド後ですが、この時点ではまだ付き合ってないんです。

将臣くんは「もうしばらくは言わないけどな」で終わるんです。

でもクリスマス後のストーリーではくつろげるように買ったクッションを自分の家に置いておけばいいと言ったり、カップルに間違われた時は否定しなかったり…ぐいぐいいきますね(笑)

 

将臣くんがいつから望美ちゃんを好きなのかって結構疑問なんですが、やっぱり前回ちらっと考えたように異世界に渡って離ればなれになったから自覚したんじゃないかなぁと思うのです。

今まで当たり前のように傍にいすぎて恋愛方面へ意識はしていなかったけど、離ればなれになったことでお互いが大切な存在だったと気づいたって感じかなぁと。

 

そしてこの2人はいつの間にかくっついてプロポーズなしに結婚するか!って将臣くんが言いそうとか言っていたら、ほんとにやってくれちゃいました(笑)

「ずっとそばにいようね」っていう望美ちゃんの言葉が逆プロっぽいなと思ったら、次に会った時には「いつにする?俺たちの結婚式」ですからね!

ぶっとびすぎだよ将臣くん(笑)

でも言葉って大事だからね!きちんとプロポーズしてくれてよかったです(^^)

 

 

 

次は最後の1人!九郎くんにいってきます。