遙かなる時空の中で3 運命の迷宮 源九郎義経 感想

９人目にて最後の１人、源九郎義経くん（cv.関智一）です！

うーん！！やはり本編の九郎くん√が私の中で一番萌えが大きかったですが！

それでもこれも九郎くんの一面、楽しみました。

遙か３シリーズ、これにて終了です！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ネタバレ感想】

今回の九郎くんは全体的に不器用すぎたかな。

鍛錬中にした怪我を心配した望美ちゃんに維持を張ったり、怪我を気遣って九郎くんの手は借りないようにする望美ちゃんに避けられてるのかと思って自分も顔を合わせないようにしたり…。

望美ちゃんの落し物を玄関の前に置いていくのとか名無しのヒーローっぽくてかっこいいと思ったら自分の顔を見たくないんじゃないかと思ったからって…本当に不器用すぎます。

喧嘩の仲直りでも互いに「自分が悪い！」って言い張るところを見たらどっちもどっちって感じでしたが(^^)

将臣くんとはまた違う方向に似た者カップルです。

 

 

 

茶吉尼天に体を乗っ取られた時には、不思議な青年と白龍の力によって体を取り戻します。

一度家に戻り、海辺で１人悩む望美ちゃんの傍に九郎くんが訪れます。

望美ちゃんを元気づけたい、心配なことは何もないと言いたいけれど、自分にもわからないことが多すぎて大丈夫と言えないという九郎くんは本当に他の八葉に比べて不器用だなぁと思うんですが…その分、望美ちゃんと一緒に悩んでくれるんですよね。

 

１人で悩むよりも、一緒に悩んでくれる人が傍にいてくれるって本当に力強いと思います。

わからないなりに一生懸命考えて、共に選んだ道を突き進んでいく。

この２人は本当に鈍感だし不器用だけど、一番対等なカップルですね。

 

柵なんて何もない、気合と互いが信じる気持ちだけで乗り切ったところは正直都合がいいなぁと思ったりしないでもなかったんですが（笑）

この一生懸命さがかつて政子さんでもあった茶吉尼天の心を揺さぶったのかなぁと。

 

そして茶吉尼天はやっぱり頼朝さんが好きで、望美ちゃんのことも嫌いではなかったんですね！

ちょっと予想があたってうれしいです。

 

しかも望美ちゃんの体を手に入れるのは時空を超えるためっていう目的も少しこぼしてくれて…茶吉尼天は、頼朝さんのところに還りたかったのかな。

力を手に入れ、さらなる力を手に入れるために時空を渡ったけど、茶吉尼天も離れてから頼朝さんの傍にいたかった自分の想いを自覚したのかなぁ！とわくわくしちゃいました。

今回九郎くん√甘さが少なかったもので、ここでちょっと糖分摂取できました（笑）

 

クリスマス後のストーリーでは九郎くんの雪うさぎへの反応が朴念仁っぷり全開でしたね（笑）

望美ちゃんが作ってくれた雪うさぎを見て「うさぎとはこういうもので～」と説明しだすところがほんと女心をわかっていないヤツです。

雪の塊に赤い実と葉っぱがくっついてるだけでうさぎには見えないって、どんだけ頭固いんですかねww

 

お正月シナリオでは寄り添う望美ちゃんに対してなんでいきなり転びかけたんだって言うし、ほんと朴念仁が過ぎるww

望美ちゃんが寄り添おうとしたって言うと照れて意地張って喧嘩しちゃうところがなぁ…今回の九郎くんはツンが多いです。

デレ過多な本編が懐かしい…。

 

九郎くん√では最後までどちらの世界を選ぶかは決めることができませんでした。

異世界に戻れば頼朝さんに貶められる可能性が高く、平泉も巻き込む戦が起きる可能性があることを九郎くんは現代で知ってしまいました。

現代に残ることを選べば今まで培ってきた剣の腕を活かすことはできず、今までの努力全てがなかったことになってしまう。

 

どちらの世界にも居場所がないと感じて悩む九郎くんは望美ちゃんを避けてしまいますが、九郎くんの心の壁を壊すのはいつも望美ちゃんです。

どちらの世界を選んだとしても、必ず傍にいる、一緒に生きていくことを改めて誓う望美ちゃんの言葉で九郎くんにようやく笑顔が戻りました。

どちらの世界を選んだとしても、たくさん悩み喧嘩しながら、二人はずっと一緒にいるのだとわかればもう怖いものはないですよね！

 

運命の迷宮ではツン過多な九郎くんだったのがちょっと残念でしたが…きっとこれからデレ寄りになっていくんでしょう（笑）

後日談で結婚式や結婚の約束をしているカップルもいるのに九郎くんたちの場合はまだまだこれからっていう感じですから、いろんな未来が想像できますね。

ここから先は妄想で補っていくことにしましょう(^^)

 

これにて遙か３全員分の個別√終了しました！

あとは大団円と望美ちゃんの回想集を見て終わろうと思います。