乙女log 〜幸せの訪れ〜

乙女ゲーム大好きな管理人が、ネタバレ感想含めいろんなことをつぶやくブログになります。

オランピアソワレ 璃空 感想

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璃空(cv.島崎 信長)

黄泉警邏隊に所属する軍人。
黄泉に繋がる鳥居の警備と巡回が主な役目。
「拔」の優秀な使い手であり、次期【青】の長を約束されているため、自らの役目を果たそうと日々精進している。(公式サイトより)https://www.otomate.jp/olympia/chara/?page=ch3

 

 

オランピアソワレ1人目は彼です!

誰から始めようか迷いましたが、共通にて1番「やな奴!」と思った彼に決めました(*^^*)

 

軍人さんで次期【青】の長として育てられてきた彼はもう、頭かちんこちんの超真面目人間です。

オランピアに対しても彼女の上辺の肩書きしか見ていない発言するし、黄泉の人への差別発言は凄いし。

ルールばかりに囚われてオランピアの一番嫌がることをする、超絶堅物人間でした。

 

そんな彼がオランピアと関わっていくにつれて、少しずつ変わっていく…そういうの大好物です♡

彼を好きになるためにも、1番目は彼を選びました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ネタバレ感想】

 

《青の舞い手との出逢い》 

 

地上と黄泉の人達を繋ぐための手紙を届ける役目を試みを始めたオランピア

縁たち黄泉の者たちが用意してくれたポストに入っていた手紙を手に、オランピアは【青】地区に向かいます。

 

オランピアは青地区の屋敷で拔の術で死者を弔うための儀式、【魂籠ータマゴメーの儀】と拔の術を使う舞い手を見かけました。

儀式のための衣装や化粧をしているのでいつもと雰囲気も違うのと、遠くから見ていたこともあって彼女は儀式で舞っていたのが誰かわかりませんでした。

けれどオランピアも同じ舞い手として、彼の舞に心を奪われるほど感動を与えられ・・・あの舞い手に会いたい、話したいという思いを抱きます。

 

 

 

その後黄泉で出会った縁や玄葉たちに、興奮のあまり弟子になりたい、拝みたいとまで力説するオランピアです。

すっかり魅了された様子。

スチルを見たこちらはなんとなく正体を察していますが、オランピアの話を聞きながら笑いを堪えている様子をみると彼らも知っているよう(笑)

オランピアに「いつか会える。もうすぐ会えるかも」という玄葉の言い方、さすが杉田さんです!声だけで笑えました(^ω^)

 

オランピアがあの舞い手に憧れる気持ちは素晴らしい舞だったからということもあるのですが、彼の【拔】の術の美しさにも魅了されたようでした。

彼女も実は【拔】の力を持っていますが、彼女は昔その力で道摩を傷つけてしまったことから、自分の力を疎んでいます。

彼女の気持ちもわかるんですが…大人を信じられず、自分の力も知らない子供を恐怖に追いやったからこそ起こった事故なのに。

それを責める大人のせいだよ!オランピアが気にやまなくてもいいよ!と言ってあげたい!

 

自分の力を恐れ、傷つけた過去に責められ狭い世界で生きてきた彼女ですが、外の世界に出て【拔】の力の美しい面も知りました。

【魂籠の儀】、死者を【餞る】力。決して恐ろしいだけの力ではないのです。オランピアが少しでも、自分の力を良い方向にとらえてくれることが嬉しいです。

 

 

 

 

 

《青の舞い手の行方を求めて》

 

頻繁に黄泉に通う彼女は、門の前で何度も璃空と顔を合わせます。

彼は毎回顔を合わせる度にオランピアの行動を諌めてくるのです。本当に真面目の堅物ちゃんです。

そして璃空の物言いにすっかり慣れたオランピアはどこ吹く風、璃空の言葉は右から左へ流して手形を見せつけるのです。

手形を見せられたら通すしかない璃空。

にっこり手形を見せつけるオランピアと、うぐっとなる璃空のやりとりが微笑ましいww毎回こんなやりとりをしているのかと想像するだけで楽しいです!

 

しかしその日はそれで終わりませんでした。

璃空も彼なりにオランピアのことを心配して言っているのだと、

初対面で彼は黄泉にいるオランピアを諌め、地上の黄の屋敷に送り返そうと進言したところ、彼女自身に拒否されました。

そこで彼が言った言葉は、「あなたが帰らないと自分が処罰を受ける」と言ったのです。

感じ悪いですよね!

本人が嫌と言っているのに、言うことを聞かないと罰を受ける人がいるという負い目をおわせようとしている言動に腹が立ちました!

初めに彼を嫌なヤツだと思った原因がこれです!

 

けれど彼もオランピアと何度もやりとりをして、少しずつ変わってきたんでしょうね。

「決して自分が罰を受けると思っているわけではない」と言いながら彼女を諭す璃空の顔はとてもバツが悪そうで…

かつての発言を悔いているんだなと感じて、なんだか微笑ましくなりました。

イケメンだから甘くなっちゃうのかな?でも彼本当に根が素直で潔癖で、あまりにまっすぐすぎるとこちらもわかってきたので、つい。

 

オランピアも璃空への印象が少しずついい物になってきていたんだろうなと思います。

彼との交流を深めればあの舞い手のことを聞けるかも…?という思いもあり、例の舞い手についての話題を出しましたが…璃空の反応がww

「えぇ!?」って飛び上がるくらい驚いていて、表情も一気に崩れ(笑)

 

オランピアの想像の10倍くらいの反応という言葉に全力で同意ですww

オランピアの顔は見えなかったという発言に心底ほっとした様子で、どうしても知りたいと力説するオランピアに青の機密情報だ、知りたければ青になって出直せとか言うんですよ!

じゃあ絶対知ることはできないんだ…って落ち込むオランピアにあわあわしちゃう素直な子なんですよね。めっちゃおもしろいwww

もう序盤から大爆笑させてもらいました(*^^*)

彼と別れた後、手紙の検閲のために朱砂と会った時にも同じように訪ねますが、彼も驚いて書類を落とす始末ww似た者同士!

 

 

 

 

 

《ハズシとの出逢い》

 

璃空が軍人だからなのか、この√でのテーマの一つでもあるのでしょうか。

まだ1人しかクリアしていないので判別はつきませんが…世間知らずなオランピアが自分の世界を広げようと訪れた【晶霊の滝】という場所で、彼女は【赤】と【乙】のカップル――【ハズシ】を見つけてしまいます。

オランピアソワレの世界ではより良き色を残すために【色層】による階級差があり、色の近いものとしか婚姻してはならない。規則を破った者は【ハズシ】と呼ばれ、最悪極刑となるしきたりがあります。

 

身分差の恋って素敵ですけどね…この世界ではそれが命懸けなんですよね。

オランピアも島のしきたりに疑問を持っている身。彼女は2人を見逃します。

後日この【ハズシ】の女性、【赤】の皐月はオランピアを訪れ、先日見逃してくれたお礼と共に、オランピアにこの天供島から逃げ出す方法を知らないかと尋ねます。

 

もちろんオランピアはそんな方法は知らず…彼女も本気でそんな方法があるとは思っていないようでした。

どうあっても実らないとわかっているのに、それでも捨てられない恋心を抱えて苦しんでいる皐月の叫び、心に響きました…。立ち絵がないのが残念なくらい。お声も素敵。

 

オランピアにも現状を変える力はありません。

今すぐに世界を変えることもできない。

それでも、彼女は皐月たちのことは誰にも言わない。できることは少ないけれど、絶対に味方になると約束します。

 

オランピア、本当に誠実ないい子です。

世界から否定される、誰にも許されない恋心を認めてくれる人がいるってことだけで救いになるだろうな…。

今√では真相まで行かないのはわかっていますが、この√のその先でだって彼女は世界を変え、希望を叶える存在になってくれそうです。

 

 

 

 

 

《彼の意外な素顔》

 

ハズシの2人の力になりたい。

けれどもオランピアにも夫探しというやるべきことがある。

ままならない思いで悩み歩いているところ、突然一緒にいた白鼠・だいふくが何かに反応し、オランピアの元から離れ走り去ってしまいます。

慌てて追いかけるも見失ってしまう彼女が落ち込んでとぼとぼ歩いていると…聴こえてくる覚えのある声。

影から覗いた先で見つけたのは、ハンバーガー片手にだいふくに笑いかける璃空でした。

 

この世界ハンバーガーあるの!?って思ったのが最初の印象です(笑)

そして璃空こんな口をあけて笑うんだね!っていうのが次でした。

ハンバーガーのインパク強いww

ちなみにこの章のタイトルは“ハンバーガーとだいふく”です。タイトルセンスの塊か!ww

 

だいふくにハンバーガーを分けてあげて、律儀に話しかけてる璃空がかわいいんです。

小動物が飼いたいけど飼育禁止だから飼えないって残念がるところもかわいいんです。

あとだいふくが言葉が分かる鼠なので相槌がうまいからっていうのもあるんでしょうが、本当に律儀に真面目だなってくらい話しかけるんですよね。

すまない、もう分けてやる食べ物がなくなってしまった…とか

ちゃんと家に戻れるか?主に心配をかけるなよとか言って去るとか…

いやぁ、初対面のかっちかちな真面目さは嫌な感じでしたが、こういう真面目さなら大歓迎!とってもかわいいコンビが見れました(*^_^*)

 

だいふく大手柄です!いいもの見せてもらいました。

オランピアも同じ思いだったようです。

後でだいふくに美味しいものを上げることにww

オランピアがどんどん璃空の素顔を知っていくのがまた楽しくてにやにやしちゃいました(*´∀`*)

 

 

 

 

 

《青の舞い手の正体》

 

その日も手紙を届けにコトワリから黄泉へ向かう道中、オランピアは街で璃空の姿を見かけます。

朱砂の【青】である璃空の信頼を勝ち取ってみてはどうかというアドバイスと、以前知った璃空のだいふくに向ける笑顔を思い出し、彼女は勇気を持って話しかけてみることに。

彼女は再び例の舞い手について尋ねますが、璃空にすげなく断られます。

 

粘る彼女に、頑なな璃空。

そんな2人の元に現れた朱砂によって、舞い手の正体が明かされます。

もっとひっぱるかと思ってました!

もっとこのやりとりを見ていたかったのでちょっと残念ww

驚き本当なのか尋ねるオランピアに、璃空は顔を真っ赤にし、捨て台詞とともに逃げてしまいました!

いやぁ本当に見ていて楽しいww

 

 

璃空が青の舞い手であることは天供島にとって公然の秘密とのこと。

亡くなった長の代わりに今【青】の長はその妻・珠藍大姉が担っていますが、彼女に【拔】の力はない。

そのため、璃空が代理で魂籠の舞の役目を担っているのです。

が、真面目な璃空さんはあくまで代理なのでとあまり前に出て自分が舞っています!と言うのは憚れるんですね。彼らしい(*^_^*)

 

そしてとうとうかの舞い手の正体を知ったオランピア

思い出すのは、本人を前にしてかの舞い手を賞賛した自分自身…ww

まっさきに向かったのは縁と玄葉のいる黄泉です!そんな予感はしていましたww

彼らも璃空のあまり周りにひけらかしたくない思いを察して黙ってくれていた優しさはあるんでしょうけどね。絶対おもしろがってた面もあるでしょうからね(笑)

 

彼らはお詫びにと、璃空の事情を教えてくれます。

璃空は【青】の一族で一番優れた【拔】の力を持つ者として幼い頃から長になるために教育を受けており、将来はより美しい【青】を残すための結婚、より優れた長になるために不浄潔斎に努め30歳まで色恋・婚姻禁止令が出されているんです!

厳しく育ててこられたのは察せられたけど、ここまでとは!!

この子もめちゃくちゃ箱入りでした!!(笑)

 

節々飛び出る堅物生真面目発言とか、島のしきたりや自分の将来について当たり前のように話すところとか、もう徹底した教育を受けさせられたんだなぁとは思っていました。

決められたレールの上をとことん突き進んできたんですね。

これに反発しているのがオランピアで、何の疑問も持たずに受け入れているのが璃空なんですね。

この2人、似たような人生を生きてきているのでは…。

オランピアは5歳まで【天女島】で生きてきた記憶があるから反発心が芽生えたけど、生まれたときからそれじゃあ彼のように出来上がるのも仕方ない。なるほど。 

 

そしてそれが崩れるのかと思うとね!

璃空がオランピアに恋するとどうなるかが楽しみですよね!

彼が30歳まで結婚できないとなると、一年以内に結婚相手を見つけないといけないオランピアの相手にはなれないんです。

それにざわざわするオランピア!かわいいです!

これ恋心芽生えちゃってますねぇ。

舞と笑顔にやられちゃったかな?(*´∀`*)

 

 

 

 

 

《誤解と仲直り》

 

ある日、街で朱砂と出会ったオランピアは、馬車の事故に合いそうになるところを彼に助けられます。

助けられた時に抱かれるような形になってしまったところ、いろいろと誤解をした璃空が駆けつけ朱砂を責め立てます。

 

璃空どうした!?君もヤキモチ!?とニヤつきそうになったところ…どうやら彼は他にも嫌な誤解をしてしまっていました。

朱砂と抱き合っているように見えた場面に加え、オランピアが【橙】の柑南に広場でからかい混じりの口説かれている場面、以前璃空からオランピアをかばった玄葉が「俺の恋人」と言ったことをあげて、彼女を『節操のない女』発言するんです!

加えて、天女島で【白】の女に殺された男がいること、彼女に近づくとどのような目に合わされるわからないぞ発言…。

 

璃空…それはだめだよ。やりすぎです。

女の子を泣かせるのはいけないよ。

とんでもない誤解だけなら真にうけすぎだよ~で済んだのに…オランピアの一番痛いところを、とんでもない誤解しながらえぐって、オランピアの中で芽生えてきた気持ちも踏みにじって…。

きっと動揺してたんだっていうのは分かるんですよ。

朱砂に怒鳴られて、オランピアの顔を見てハッとした顔を見たらそれはわかりますよ。

でも、1番やっちゃいけないことでしたね。

1回はやらかさないといられないのか(;・∀・)

 

あんまり笑えない場面だけど、その場から立ち去るオランピアにかける朱砂の言葉に思わずクスリ。

「早まるなよ!渦潮に飛び込んだりするなよ!月黄泉どのに八つ当たりするいくらくらいにしておけ!」ってどんな励ましww

いろいろショック受けてるオランピアでさえツッコミ入れちゃうくらい変な励ましです(笑)

 

残念ながら月黄泉は不在でオランピア八つ当たりできず。

浜辺で一人佇み涙するオランピアは、かつて【白】の女の妻となった老人と出会いました。

なんと、【天女島】には本当にその名のとおり女しかいない島であり、子を産むために必要な男性は島の外から来てその後出て行くという仕組みになっているそうなんです。

 

その老人は【天供島】の原因不明の病【剥】に一度かかり生還しましたが、その後遺症で身体に醜い痕が残り、色層を残すための婚姻を結びますが相手の女性は彼を受け入れられずに独り身になったという経緯がありました。

そんな彼を受け入れた唯一の女性が【天女島】で出会った妻なのだと。

 

ある日【月の舟】が彼を迎え、妻に出逢い愛し合ったそうなのです。

しかし【天女島】には男性が長くいることはできず、彼は島を去り、島を去ったものは記憶も残らないそうなのですが…彼は特別に少しだけ残っているそう。

それは、彼がその妻の魂の半身だったからだそうです。

 

まさかこんな秘密を知ることができるとは。

そしてなぜこんなに重要そうなキャラに立ち絵がないのか!!

オランピアソワレにはモブも含め素敵なキャラがたくさんいすぎて立ち絵がないのが本当にもったいない!

でもその姿を想像するのも楽しいですから、いいですよ!

 

彼のかつての妻について語る声や言葉がすごく優しげで…本当に愛し合っていたんだと伝わってきます。ああ、やっぱり声の力ってすごい。

初めて自分以外で【天女島】について知っているものを見つけたオランピア

かつて自分が見知っていた仲間の夫であった人。

オランピアは、孫のように思って欲しい。家族がほしいと申し出ます。

恐れ多いと話す彼にオランピアがさらにねだると彼は受け入れ…本当はとても嬉しかったんですよ。

喜び合う2人にこちらが愛おしくなります。なんて尊い…。

璃空に誤解されて傷ついた心に絶大な癒しでした。

 

その日の夜、璃空は謝罪に来てくれました。

直接謝罪にくるところが彼は本当に真面目ですね。

オランピアが謝罪を受け入れてくれてすぐ帰ろうとしますが、オランピアは勇気を出して、璃空をお茶に誘います。

誘った方も誘われた方もめちゃくちゃもじもじてれてれしてます。めっちゃかわいい!

 

お茶を飲みながら、璃空とオランピアは初めてゆっくりお互いのことを話します。

役目を果たすことを重視する璃空にとって、オランピアのやっていることは理解できなかったのでしょう。

オランピアの自分がしたいと思ったこと、自分ができることをしてみたい。

何かを変えたいっていう言葉は彼にとってすごく衝撃だったんではないでしょうか。

そしてオランピアの言葉にいろいろ動揺しすぎな璃空がかわいいww

 

 

 

 

《2人の舞い手》

 

オランピアが舞台で舞った次の日、街で璃空に出会います。

私服の璃空はポニーテールなのかな?こちらも素敵です。

 

そこで璃空は舞台を見たぞとオランピアに報告を!!

前日オランピアは舞台を見ないか誘おうとしたところを辞めてたんで、舞台見るシーンはないのか…と残念に思ってたんですが、彼が自発的に見ててくれました!

これは嬉しい!しかも人混みが苦手で今までちゃんと見たことがなかったそうなんです!

彼も初めて改めてオランピアの舞を見て、とても素敵だと思ったそう…この二人!かわいすぎか!

 

そして璃空から一緒に舞う稽古をしないか誘ってきてくれたんです!

オランピアの反応よ!かわいすぎます!

 

オランピアの秘密の隠れ家で2人でお話して、舞の稽古をして…2人がお互いのことをどんどん知っていく度ににやにやしちゃいますね!

舞の稽古で手と手が触れ合って意識しちゃうとか、ベタだけどかわいいです!

璃空のあの格好でどこに髪の毛が引っかかったんだろうww

 

ちなみに公式サイトのSSでこのシーンの璃空視点が書かれていて…!

公式様なんて素敵な計らいをしてくれるんでしょう!!

璃空の心情、実は心の片隅では意識し始めてたんだと思うとにやにやしちゃいます!

 

 

けれど彼との会話をきっかけに、みだりに女の人と一緒にいちゃいけないんじゃって心配するオランピア

璃空は悩みつつ少し考えて、友達だから大丈夫だ!って。友達だから近づいても大丈夫、これからも友人でいてくれって…切ない。

 

2人の言葉の歯切れの悪さが、複雑な気持ちを表しているよう。

友達だから一緒に居られるのに、友達でしかいられない切なさ…。

仲直りした後にこんな幸せが持っていようとは。オランピアにとっては新たな苦難なのですが(笑)

 

 

 

 

《友達と恋心》

 

外の世界に飛び出して手紙配達にも慣れてきたオランピア

周りもオランピアがいる状況に慣れてきたのか、自ら話しかけてくる人が出てきました。

オランピアも自分の婿を探す役目はわかっており、「食事だけでも」「まずは友として」という彼らと交流をした方がいいのか…と悩みますが、彼女の脳裏に浮かぶのは璃空の姿。

 

しかし璃空は目の前でオランピアが口説かれていても、オランピアの相手になる可能性を否定し友人だと強調する始末…。これは辛い。

縁に結婚相手になれそうな相手を紹介するように頼むやけっぱち具合が切ない…。

でもこういう何度も失恋しちゃう片思い大好きなんですよ…めっちゃ好き。

 

仕事終わりにすぐさま、様子のおかしいオランピアの元へに会いに来た璃空。

彼女だって1年以内に結婚相手を見つける必要があることはわかっていたはずなのに、今ようやく思い至ったかのような反応…。

ようやく璃空も自覚に至ったような感じで!両片想いな展開になってきてまたどきどきです!

仕事終わった後に全力でオランピアに愛に来たんだと思うとまたにやにや(*^^*)

切ないのはわかってるんですが、こんなじれじれな展開が好きなんです。

 

 

 

 

 

《すれ違い》

 

互いの距離に悩む璃空とオランピア

そんな2人の目の前で、ハズシの女性が追い立てられる事件が起きました。 

追いかける軍人から捕まえるよう命じられる璃空。しかし彼の顔には戸惑いが大きく…迷いながらも追いかけ、女性は捕まります。

  

きっと今までの璃空なら迷いなく女性つかまえていたんでしょたとつかまえていたんでしょたとめ捕まえていたんでしょうが…オランピアとの関わりを経て、彼にも違う考えが芽生えてきているようです。

この事件から、2人の距離はさらに広がることに…。

 

また以前のようにぎくしゃくしてしまう2人に現れたのは、天真医療院の医長・青紫の叉梗でした。

2人の心配しているようでいて、2人は決して共になれないことを諭してくる…優しそうなのに怖い人です。

決して責め立てたりはしていないのに、璃空にオランピアとは一緒になれないことを淡々とひとつひとつ語り、彼の役目を自分の口から言わせる…オランピアの前で。

ものすごく残酷な人だと思いました。

この時の2人の気持ちを思うととても辛い…。

 

 

2人がすれ違ったまま過ごしていたある日、オランピアは皐月が【ハズシ】として連行されそうな場面に居合わせます。

即座を皐月を庇うオランピアは、彼女を連行する証拠を見せろ言うのですが、軍人たちは言葉を濁す。

おまけに彼女の体を調べればわかることだ!とか言う最低最悪なことを言い出す始末です。

オランピア、切れます。そりゃそうですよ、私も切れますよ。

 

そんな場面を諌めてくれた玄葉かっこい〜(*≧∀≦)

璃空√なのにちょくちょく朱砂や玄葉のかっこよさにやられます!

はやく彼らの√にも行きたい(笑)

 

場を納めた後、璃空が現れます。

彼はオランピアに【ハズシ】の処罰への嘆願などもうしないよう、冷たい表情で諌めますが、彼女は聞きません。

けれど璃空の意思も固く…異様に【色層】にこだわりつつ、苦しそうな表情も見せる。

何が彼をそこまで追い詰めるのか、【青】としての責任感の根源はいったいなんなのか…気になる謎が増えてきましたよ!

 

 

 

 

 

《彼の決意》

 

ある日、オランピアが誘拐されかける事件が起こります。

璃空がその場に居合わせ事なきを得ますが、彼は誘拐犯に向け【拔】を使おうとした罪で審議にかけられることに。

 

結局は使ってないのに処罰の対象になるんですね。警察官が撃ってないけど銃口を向けたぞ!と騒がれるようなものでしょうか。

相手が犯罪者だろうが、攫われたのが特別な【白】でも、審議されるのが次期【青】の長でも関係ない、それくらい大きなことのようで…ヒムカ序盤でそれやってましたけどね(笑)

黄泉だからまた対応が違ったんでしょうかね?

オランピアが誘拐されかけたことよりそっちの方が重大とは…本当にしきたりの重さが怖い。

 

璃空は3人の長の前で、処罰はオランピアを誘拐した犯人を捕まえてからにしてほしいこと、自分はオランピアに好意を寄せていることを告白し、【青】を返上し黄泉に下ると告げます!

いろいろと突っ込みたいところはありますが!!ええ!ここでそれ言っちゃうの!?公開告白!?ついさっきの、「絶対一緒にはなれない」余韻も吹き飛ばないうちに!?

急展開すぎてここはびっくりしちゃいました(笑)

 

そして花婿選びに対しても急展開!

なんと【青】の人達は散々結婚できないと言っていたのに、そんな決まりはないんだそうです。

むしろ【白】のオランピアは島の男なら誰でも選べる立場であって、璃空はダメだって言うのは珠藍大姉たちが勝手に言ってたんですねぇ。

 

一時審議を終え、璃空は黄泉に行くことに…。

【青】であることを誰より誇りに思っていた璃空がそれを捨てる決断をするってことがもう…!かっこよすぎます!

 

そして長たちの前で公開告白しちゃった璃空ですが…まだオランピアには直接言わず!

長たちの前でオランピアも婿には璃空を望んでますか、彼女の気持ちもわかっているだろうに!

自分が意気地無しだから、足りないから待ってくれ、オランピアに相応しい自分になりたいって璃空らしいー!!

 

それでも!

「10年は待たせない、俺がそんなに待てない」

ってもー!かわいい!

オランピア

「そんなに待てないからできるだけ早くお願いします」

ってかわいいー!

かわいいしか言ってない(笑)

ようやく2人の心が近づいたことがなにより嬉しいです(*^^*)

 

 

 

 

 

《璃空の告白》

 

吹っ切れた璃空の破壊力、すさまじいです(笑)

2人のことが瓦版に取り上げられ、軍の同僚からは抜け駆けを責められる璃空ですが…

「すまない、した。」

って返しちゃう最高過ぎますww

 

たくさん自分を押さえ込んできた璃空が、少しずつ本音を話してくれるようになるのがまた…オランピアが幸せすぎて自分は死んでるんじゃないかと何度も疑っちゃうのがまたかわいいんです(*^^*)

 

そんな2人の前に、再び叉梗が現れます。

以前のように璃空を諭してきますが、今回の璃空は揺らぎません。固い意志で叉梗の言葉を跳ね除けます。

何があろうとも、オランピアの傍にいることを誓う璃空なんですが…ほんとそれをオランピアに早く直接言って欲しいです(笑)

 

そしてその夜、オランピアは璃空に大事な話があると持ちかけられます。

告白の決心ついたか!?と期待したその時に打ち明けられたのはーーなんと、璃空は【ハズシ】の子であるという事実でした。

 

その事実もびっくり!そっちの告白かよ!という意味でもびっくり。まさか予想もしていませんでした。

【ハズシ】として黄泉に落とされた【青】の女性と【乙】の男性から産まれたのだそうです。

正当な長の血筋の子は死産となり、誰からも期待されず産まれた【ハズシ】の子は美しい青を持っていた。

そのため璃空はひっそりと【青】に引き取られ次期長として育てられ、10歳育ての親となる母が亡くなった時にその事実を知ったのです。

 

ものすごく驚きましたが、璃空が頑なに【青】としての役目を重視すること、黄泉に対して忌避しているような言動に納得がいきました。

誰よりも【青】らしくいることを心がけてきた自分が黄泉の出であることを知った彼の衝撃たるや…それでもその事実を知ったあともひたむきに自分の役目を果たそうと頑張ってきたんだと思うと愛おしくなりますね。

 

そんな彼がオランピアと出会い、本当の自分の役目はなんなのか。自分がやりたいことはなんなのか。

与えられた役目に従うのではなく、自分の力でできることをやり抜くために、島を変えるためここから一歩踏み出したのです。

そしてそのためにはオランピアが必要だ、傍にいてほしいとーー

 

オランピアが手紙配達を始めた時に願ったこと、自分が決めた自分ができることをしたい。そうすることで、少しでも島を変えたい。

その意思が、頑なにひとつの道しか見えていなかった璃空の考えを変え、彼も島を変えたいと考えるようになりました。

オランピアの起こした波紋が璃空の心に波をもたらしたんだな…て考えるととても尊い…。

 

璃空が何色でもかまわない。10年待ってもいいくらい好きだというオランピアの告白に対して璃空は…もうー!

触れたい、抱きしめたい、オランピアを汚したくない。だから逃げてくれ、消えてくれとか言うんですよ!おバカ!ヘタレ!

そんなところも璃空らしくて好きですが!

 

しかしオランピア強し。

オランピアーー白夜は自分の本当の名を彼に告げ、璃空は魂の半身なのだと、どうか一度でも百度でも口付けて欲しいとーー

二人は初めての口付けを交わします。

 

ここでこれ以上の蛮行はできないと口付けで終わっちゃうところが璃空らしいですがww他の人達ではどうなるのか、とても気になります(*≧∀≦)

 

 

 

 

 

《真っ直ぐな心》

 

璃空はオランピアと共にコトワリに行き、朱砂と玄葉に誘拐を企んだ真犯人の目星がついたと告げます。

誘拐事件の時に捕まった犯人をわざと逃がした璃空は証人として彼を呼び出し、真犯人について確証を得ます。

 

真犯人は、青紫の叉梗でした。

彼は【剥】の治療の研究のため、より純度の高い【晶】を得るために処刑者を増やすため証拠不十分でも【ハズシ】を捕らえさせたり、【白】のオランピアを研究したいがため誘拐を試みたのです。

 

璃空は色紋も捨て、軍人としても謹慎中の身。友でありコトワリである朱砂たちの協力を仰ぎ、叉梗の元へ向かいます。

頭を下げる璃空に、当たり前だ水臭いと言い切る朱砂の揺るがない友情が素敵です。二人の学生時代がめちゃくちゃ見てみたい…。

 

叉梗は抵抗もせず、波打ち際で自分の罪を告白します。そして自分のやってきたことに悔いはないと言い切り、自決用の銃を自身に突きつけます。

彼も医師として、【剥】と戦い続けてきた志は尊いものだったはずなのに…自身も【剥】によって左目を失い、2度目の【剥】にかかった事で歪んでしまったのでしょう。

決して悪人ではないはずなのに…病気が、恐怖が人を歪ませてしまう。決して変えることはできないと絶望してしまった先がこの人なのかな、と思いました。

璃空とオランピアを諌める姿はとても怖く感じたのに…今この瞬間璃空に負けを認める彼の表情はとても優しげでした。

 

『波は求めし者へ』

叉梗にとって、望みは何も叶えて貰えなかったけれど、最期くらいは、どうか【白】のオランピアから見えないところへ自分の醜い骸を運び去って欲しいと、銃口を強く押し付けた時ーー

波は彼の願いに応えるよう、迫ってきました。

 

叉梗も含め皆が驚く中、オランピアは波に彼を拐うのはダメだと、彼は生きるのだと叫び、波はそれに応えるように静まり…その隙に璃空は叉梗に飛びかかり、叉梗は自決用の銃を失います。

 

璃空にとって叉梗は父や兄のように特別な存在で、叉梗にとっても璃空は特別でした。

【青】の出の者として、珠藍大姉とともに璃空を教え導いてくれた人。【剥】にかかってきた者のを救うために研究に身を捧げてきた人。

 

逸れてしまった道を正して欲しい。

いつか、彼の研究がたくさんの人を助けることを信じている。願っている。

だから自分で自分の命を棄てないでほしいーー

 

璃空のまっすぐな言葉に、

「お前はきっと立派な【青】の長になるだろうね

早くこの目で……ーー見たいものだ」

と応えたのでした。

 

長としての姿が見たい、生きたいと願うことができた。これはきっと、璃空でなければ彼の心には届かなかったと思ます。

そして璃空1人ではきっと波から叉梗を助けることはできなかった。2人だから助け出すことができたんだと思うと、尊いですね!

 

なぜ波は叉梗を連れ去ろうとしたのか、なぜオランピアの言葉で止まったのか。海とオランピアの関係もとても気になります!

いつ分かるんでしょう。

真相に向かっていくのが楽しみです(*^^*)

 

 

 

 

《結ばれる二人》

 

事件を終え、璃空とオランピアは珠藍に婚姻の許しを請います。

誰よりも彼女に認めて欲しいと言う璃空のまっすぐさ、何度見ても良いですよね…。

 

再び二人の結婚には反対し、改めて【青】の女性と結婚するよう言いますが…彼は自分の育ての母のように子が死に、妻も早くに失うことになる可能性。【ハズシ】である自分が【青】を持つことになったように、新たな可能性があること。

そして【ハズシ】を悪しきものとする島の慣習を変えるよう務めていくこと、たった1人の【白】である彼女の家族になりたいことを告げます。そのためなら【青】なくなっても構わないとーー。

 

【ハズシ】の子である璃空自身が新たな希望への証明ですよね。そして一番を決めた彼はゆるがない。かっこいいです!

彼のまっすぐな心は珠藍大姉にも届き、彼女なりの厳しさも含みながらもオランピアを認めました。

全ては二人のこれから次第ーーけれど二人なら、必ず乗り越えられますよね!

 

その夜、一度別れた二人は湯屋で落ち合いますが…縁とカメリアによって同じ部屋に一晩閉じ込められることにww

わめく璃空に縁の返答がww 

「うるさい。男なら今夜こそ据え膳を食え」

最高すぎます!

 

必死に据え膳を食わないように頑張る璃空なのに、オランピアが押し倒しちゃいました(´^ω^`)

あまりに固い璃空にオランピアの方がじれじれしちゃうのを何度も見てきましたが、とうとうww

他の人にはオランピアへの好意をはっきり言うのに自分には言わないって拗ねるところもかわいいです。でも恥ずかしくて言えるか!って慌てる璃空もめちゃくちゃかわいいです!!

 

それでも一度触れたらもう止まらない。

璃空とオランピアはその夜、結ばれたのでしたーー。

 

 

 

 

 

《BAD END》

 

その① 戒

オランピア誘拐事件の時に、璃空を止められず【拔】で犯人を消し去ってしまった世界です。

事件の4日後に目を覚ましたオランピア

璃空がどうなったのか答えを求めるオランピアに、朱砂は璃空からの手紙を手渡します。

 

手紙には璃空は【拔】を人に使った咎で、島で最も忌み嫌われる職ーー死刑執行人となったこと、オランピアへの別れが綴られていました。

処刑で実の父親が殺された璃空が、誰よりも美しく死者を餞ることができ、弔う心を持つ璃空が処刑する側になるなんて…これは辛い。

遠い彼方から、一度も言えなかった「愛している」という言葉を送るんです。END後は「こんな世界、早く終わればいい」って願っているんです。めちゃくちゃ辛い…!

 

 

その② 共鳴

叉梗が波に拐われかけた時、波を止められず璃空と共に行方不明になってしまった世界です。

璃空を失ったオランピア、叉梗を失った珠藍。

そう、本編では全然気づきませんでしたが、珠藍大姉は叉梗を愛していたんですね。好きな人を自由に選べるオランピアに対し嫉妬心があるように感じていましたが…そうだったんですね。

叉梗が珠藍と呼んでいたのは元【青】として親しい間柄なのかと思っていましたが…まさかそういう。

そしてオランピアが大事な人を失ったことで、ようやく2人は分かり合えた。いつか世界が終わるその日まで共にいようと誓い終わる…物悲しいENDです。

 

 

 

 

《終わりに》

 

オランピアソワレの1人目、全力で楽しみました!

萌えシーンがたくさんありすぎて感想の文字数がすごいことに…これが以降も続けられるかどうか(笑)とりあえず、せっかくなのであげることにします(笑)

 

璃空のビジュアルを最初に見た時、真面目そうだなぁと思いました。

そして初めて彼が出てきた時、この人真面目堅物過ぎて感じ悪い!嫌い!と思いました。

それが今ではすごく好きです(笑)こんなに好きになるとは…乙女ゲームの力は凄いです!

そして璃空は婚前交渉なんてとんでもないタイプな男性でしたので、オランピアの方が強かったですが(笑)押しの強い人達だとどんな展開になっていくのか…ものすごく楽しみです♡

 

オランピアソワレの世界で、白であるオランピアは結ばれた相手の色へと染まるようで…真っ青な髪のビジュアルがぜひとも見たかったですが!ちょっと残念ですが!

でもこれからさらに5色の色に染まるオランピアを見れることも楽しみに、ゲームを進めていこうと思います!