乙女ゲーム紹介してみる ~薄桜鬼~
薄桜鬼
乙女ゲーム界を轟かせたと言っても過言ではない、オトメイトの代表作品です!
PS2から始まりPSP、DS、PS3、vita、PS4に次々と移植され、一昨年にSwitchで発売となりました
またさらに凄いことに、こちら〝真改〟と銘打たれた完全新作です。
①新ストーリー+新攻略キャラ追加ver.となっており、今まで攻略対象ではなかったキャラと全くの新キャラが新たに攻略可能。
②FDと本編前日譚とも言える【薄桜鬼 黎明録】という作品を踏まえての物語を味わうことができる。
こちらの2点が私にとってのすごいところだと思います。
黎明録という乙女ゲームの主人公がいない作品を作り上げたことからも薄桜鬼のすごさはわかっているつもりでしたが…完全新作には本当に驚きました。
さすが薄桜鬼!と思わずにはいられない(笑)
わたしはこちら
で初めてプレイしました。
PS2を父のおさがりでもらいまして、当時高校生でしたので自分の買える範囲の値段で中古巡りをしていた頃のこと。
刀を持ち一人佇む男性の絵の美しさに妙に心惹かれて購入したのが全ての始まり、乙女ゲーム人生への幕開けでした。
【内容紹介してみる】
舞台は幕末。
新選組に身を置くことになった主人公 雪村千鶴ちゃんとお相手となる新撰組隊士たちとの物語です。
物語は江戸に住む千鶴ちゃんが1人京の町に訪れるところから始まります。
彼女は蘭方医の父と2人で暮らしていました。
しかしある日仕事のため京にいるはずの父と連絡がとれなくなり、父を探しに1人京まで旅に出ることにしました。
しかしこの時代、女1人旅はとても危険…ということで、身の安全のため男装して旅に出ることにしたのです。
さて京に着いたはいいものの、手がかりは京にいるということだけ。
手紙を送っていた父の知り合いの医者とも 行き違いになっており、京で頼る人もいません。
途方に暮れて夜の京を歩く彼女の前に、彼女の腰に差す刀をよこせと絡む浪士達があらわれます。
物騒な時代です。
些細なきっかけで絡まれ、命を落とすこともあります。
なんとかその場から逃げ出し、物陰に隠れる彼女でしたが…聞こえてきたのは、先程絡んできた浪士たちの叫び声。
一体何が起きているのか。
浪士たちはどうなったのか。
息を殺しながら物陰から覗いたその先にはいたのは、血塗れの浅葱色の羽織を着た武士ーー新選組の隊士がいました。
白髪に赤い目を持つ異様な姿の隊士立場、彼らは浪士たちに斬りかかり、その命を摘んだ後も狂ったように笑いながら何度も何度も刺し貫きます。
その姿はもはや人間の所業ではなく…
あまりの光景に千鶴ちゃんは逃げようとしますが、物音を立て見つかってしまいます。
死を覚悟した瞬間ーー新たに現れた2人の新選組の隊士ーー沖田総司と齋藤一が、血に狂った隊士たちを仕留めました。
そして動けず唖然とする千鶴ちゃんのに刀を向ける3人目の隊士ーー土方歳三。
この夜の出会いが、千鶴ちゃんの運命を大きく変えることになったのでした。
序章のみ紹介してみました(*^^*)
文章がおかしくないか心配ですが…さわりだけでも入れてみたくて。
この出会いのシーンはとても不穏なんですが…それと同時に沖田くん、斉藤さん、土方さん3人のスチルがとても美しいシーンですので大好きなんです。
初めは新選組の秘密を知ったことから、秘密を漏らさないために捕えられることになりましたが、新選組と千鶴ちゃんの父との繋がりが発覚し、父ーー雪村綱道を探すという目的の一致から新選組に 身を置くことになります。
そしていつしか千鶴ちゃんには大切な人ができ、共に新選組の隆盛と衰退を迎えることになるのです。
お相手によっては新選組に最後まで残ることも、途中で戦いの場から離れることもあり、結末は全く異なります。
これこそ乙女ゲームの醍醐味ですね。
新選組が負けることは歴史で決まっているため、物語進むに連れは切ない、辛い描写が多いです。
糖度も低めでしょう。
それでも新選組の彼らの武士としての生き様、誠を背負う覚悟、時に大切なものを守るために何かを捨てることも。
それぞれの選択は全く違いますが、誰もが必死に生きていく、まっすぐに進んでいく姿には心惹かれずにいられません。
初めての乙女ゲームにして、ガツンと心を持っていかれました。
この感動、ぜひ味わってくれる方が少しでも増えてくれると嬉しいなと願います( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
いつか随想録や黎明録の紹介もしてみたいですね(*^^*)
気力とやる気と時間があればやってみようと思います。
乙女ゲーム楽しみましょう!